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7月6日(木)のことですが、メディアアート学科客員教授Zbig Rybczynski(ズビッグ・リプチンスキー)氏が本拠地のロスアンジェルスより来校されました。
メディアアート学科見学の後、講演会、そして大学美術館へ立ち寄ってくれました。 閉館時間でしたが、ちょうどJAMで開催中の展覧会「考える公園」(韓国イー教授作品)、展示室の「夏色 秋色ーコレクション展ー」を観覧していかれました。写真は、ヤマザキがつたない説明をしているところ。 ![]() More *Zbig Rybczynski ▲
by fantacl
| 2006-08-05 13:53
| 日記的なもの
女子美アートミュージアムで桃山から江戸期の着物である小袖を特集した展覧会を開催中です。6月11日までで、火曜日が休館です。実行委員長と館長として2年越しで企画を仕込んできたので、開催にこぎ着けることができて感慨深いものがあります。せっかくのとても貴重な本物の文化遺産の展覧会です。しっかり広報をしようとブログも新たにつくりました。
●女子美術大学美術館blog ↓展示室風景。国内では大胆な露出展示です。 ![]() 小袖のデザインの歴史には目を見張るものがあります。本展のKIMONOの表記は、それらの持つ価値が「着物」の表意を超え、今まさに国際的な芸術的評価を持つものであるとの認識を表しています。 小袖は約三百年間に渡って、染めや織り技法とのせめぎ合いを伴って、模様として発想しうるテーマとデザインが文字通り百花繚乱を繰り広げてきました。多くの民族の衣服が体の動きに即した作り方であるのに対し、小袖を含む着物は今でも平面裁断で、衣桁に掛けた状態はまさに一幅の絵画そのものです。 日本の豊かな四季折々へ向けられた、先達たちの研ぎ澄まされたまなざしの中に、連綿と受け継がれてきた創意工夫を発見することができるでしょう。そして、それらを暮らしの中の芸術へと昇華させる表現力の程に、深い畏敬を感じないわけにはいきません。私たちは、これほど豊穣で奥深い、生活に根ざした芸術表現の歴史を過去に持っていたのだと、小袖のデザインを通して認識を新たにする必要があるでしょう。 ↓会場エントランス ![]() ↓ロビーは30展ほどの小袖をA3大でダイレクトスキャンし細部の技法が理解できるように三倍強のスケールに拡大画像をプリントした展示。エプソンのクロスペーパーを使用しているので、あたかも本物の反物かと思うような仕上がりです。 ![]() ▲
by fantacl
| 2006-05-04 00:13
| 美術と展覧会
女子美アートミュージアム4月〜6月は着物の展覧会です。
室町から江戸期の小袖の特集です。ちょっと遠いですが、ぜひお越し下さい。 ![]() 名称:「KIMONO 小袖にみる華・デザインの世界」展 女子美術大学美術館ブログ 開催趣旨 女子美術大学美術館では、近世の小袖41領と裂6点を展示します。小袖とは現在の着物の祖型となるもので、この形態は室町末期から桃山時代にかけて完成しました。その後、江戸時代には様々な染織技法が用いられ、小袖の限られた形態の中に、多彩で華やかなデザインの世界が展開されました。 本展では、近世の小袖のデザインと表現技法に焦点を当て、テーマ「友禅の華」「詩歌の華」「吉祥の華」「絞繍の華」「雅の華」「風景の華」「桃山繍箔の華」に添って展示を行います。小袖にみる華の模様をもとに、刺繍・染織技法・デザインの変遷をたどりながら、そこに込められた人々の美意識や願い、遊び心を読み取っていただこうという企画です。当時の優れたデザイン力と、完成度の高い工芸技術で制作された小袖の美を、鑑賞していただけることと思います。 主催 女子美術大学美術館 共催 女子美術大学研究所 監修 長崎 巌(共立女子大学教授) 協力 カネボウ株式会社、共立女子大学、国立能楽堂、泉屋博古館分館、東京国立博物館、遠山記念館 後援(予定) 相模原市、相模原市教育委員会、神奈川新聞社、財団法人日本ファッション協会、服飾文化学会、文化財保存修復学会、文化庁 開催期間 平成18年4月28日(金) — 6月11日(日) 39日間 休館日 火曜日 開館時間 10:00〜17:00 (入館 16:30まで) 会場 女子美アートミュージアム 住所:〒228-8538 相模原市麻溝台1900 女子美術大学10号館1階 交通:小田急線相模大野駅より、バス(神奈川中央交通)で女子美術大学行き、終点下車(約20分) ℡:042−778−6801 (直通) 女子美術大 http://www.joshibi.ac.jp/jam ![]() ★シンポジウムなど関連企画情報はこちら・・・ ▲
by fantacl
| 2006-03-31 11:26
| 美術と展覧会
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