ミノリン教授のクリティカルな日々。いたずらターリーぬいぐるみ日記もいっしょ。 ★4月~9月までのドイツ研究滞在日記を半年遅れで掲載中です。 
by fantacl
■ヤマザキ ミノリ作品とドイツ研究滞在報告展のおしらせ
☆作品展といっても、内容は 作品展+ドイツ研究滞在ワークショップ報告です。
<開期>2009年12月15日(火)~12月25日(金)

□ 35年前の学生時代に私が考案した立方体万華鏡は今、ユニバーサルなアートとして日本国内のみならず世界へ広がろうとしています。誰でも作り手になり創作する喜びに触れることができる立方体万華鏡ワークショップ。今年はドイツやポーランドのこども病院で活動する機会を得ました。ポリカーボネート製ミラーを使い2時間ほどで組み立て可能です。創作する喜びは治癒力を高めます。オリジナルのcumos立方体万華鏡と、各地での交流の様子を交えてワークショップタイプを紹介します。
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<開催時間> 11:00~18:30   ※日曜・祝日休廊
<開催場所>  銀座gallery女子美
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住所:〒104-0061 東京都中央区銀座4-10-6 永井画廊6F
交通:東京メトロ日比谷線・都営地下鉄線 東銀座駅A2出口より徒歩30秒
   東京メトロ銀座線 銀座駅A6出口より徒歩5分
[お問い合わせ]
開廊期間中:Tel.03-5551-1900
開廊期間外:Tel.042-778-6111(代)
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※掲載写真は、ドイツ コットブス市Carl-Thiem-Klinikum小児病棟でのワークショップの様子。
                  ・・・大急ぎで作品作らないと!!
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# by fantacl | 2009-11-28 23:35 | 美術と展覧会
パンク姉さんの床屋さんでドバーッと絶壁
2009年6月2日   ミノリン@ベルリンです。
"CUT+GO12EURO"
↓床屋さん近所のハッケッシャーへーフェ内の様子
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今日、残っていたアパート代一月分690ユーロを無事にVISAカードで決算できました。無事にって、この一ヶ月、アパートを借りているホテルの機械にカードが通らなかったので困っていたのでした。でも、1日のまさかのGMの破綻から急に円安になり、先々週に1ユーロ127円だった為替がするする~っと137円になった! 
なんと127円と137円の10円違いで、6900円も違ってしまうのです!!
ガ~~ン!!!ホテルのカード決済機がおかしくなければ支払わなくとも済んだ金額だと思うと少し頭に来ます。

頭に来たついでに今日は日本出発以来二ヶ月ぶりに床屋さんに行ってきました。
場所は、ベルリンの池袋、ハッケッシャーマルクトの裏手で、今までの写真でいうと、ナチに連行されるユダヤ人の群像がある旧ユダヤ人街の近くです。今日、そのあたりを再び訪ねたのは、安い床屋が多いと言うことと、元ユダヤ人の家の前の歩道に「ここは○○年までユダヤ人の誰々さんの家でした」と書いた金属プレートが設置されているのを探し歩いたのです。

そのプレートも10個くらい発見して写真を撮りました。そしたらそこから15メートルも行かない同じグローセハンブルガー通にCUT+GO12EUROとデカく書いてあるカットハウスを発見しました。地下にアートギャラリーも併設されていてなかなかカッコよかったし、すいていたのでエイヤッと入りました。
 ↓CUT+GO 12EUROの床屋
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最初になにを飲みますか?と聞かれて驚きました。コーラ?カフェ~?オーダーテー?ってきかれてハーブテー(ドイツではティーではなくテー)を頼みました。ちょっと花粉気味でイガイガしていたので、ほんと助かりました。80%金髪20%黒髪の入った(日本と逆)少しだけ中島美嘉似の派手なTシャツに黒く細いパンツルックで、パンクが入ったやせたお姉さんが担当してくれて、最初に洗髪です。洗髪は日本の美容院のように仰向けです。でも洗髪する手は、簡単なビニールの手袋をしてました。

そのあと、カットなのですが、うなじとか側頭部は2ミリのバリカンで、上の方は3センチのこして、日本ではソフトモヒカンていう髪型でお願いしま~すって、七八割は通じたであろう注文をしました。
オッケ~!みたいなのりで、"So Kurz!!"ゾ~クルツ! すご~いみじか~い!とかいいながら、どんどんバリカンが入りました。隣におばさんのお客が入って、現在ミノリンと二人並んで、横長の大きな鏡に映っています。おばさんに少し気を取られたりしている内にも容赦なくどんどんバリカンが入ります。
 ↓店内
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そして、一段落して、パンクのお姉さんが、手鏡を持ち出して、後ろ側とかどぉ~~?みたいに聞いてきたので、メガネがないと見えませ~んとかいいながらメガネを掛けると、そこには頭の上の面にふさふさとした草原が見えて、その周りが急に肌の見えるドーバー海峡のようなドバーっと断崖絶壁状態というか、とにかく頭頂部の水平面のみ3センチで、あとは一気に2ミリの絶壁なのでした!!

あれ~!?!よわったな~、こことここの差が強すぎるので、もっとソフトにグラデーションにできませんかぁ~、のようなことを必死にいって、少し直しが入りました。ドォ~~ぉ?って、まだ全然なだらかな繋がりになっていません。もう一回、もっと自然にビテ~!(お願い!)とだめ出しをしたのですが、いかんせん最初の段差がゲルマン的に絶対なのでもうダメです。
しょうがないのであきらめて、ソ~ソ~、ん~~グ~ト?!?(まあいいんじゃな~い)なんて曖昧な妥協をして、まっ所要時間25分で洗髪にお茶付き、中島美嘉似で12オイロ(1600円)ならしょうがないや~~とその場をあとにしました。

これで帽子着用率を上げれば、また二ヶ月はだいようぶでしょう、、、トホホ、、、。

 ↓旧ユダヤ人街グレートハンブルガー通り近辺
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↓元ユダヤ人家族が住んでいたことを物語るプレート
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↓ドバーッと絶壁の頭。TANDEM Berlinのクラスで、カルロスとバルバラ先生
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# by fantacl | 2009-11-21 23:39 | ドイツ滞在
ドイツ連邦共和国建国60周年記念イベント
2009年5月24日記  ミノリン@ベルリン
5月24日は、なんとドイツ建国60周年祭で、ブランデンブルグ門周辺で大イベントが開催されました。ぼんやりしていて忘れていたところに夕方ドイツ在住の友人からメールが入っていて気がつきました。バレンボイムが仮設テントステージで第九を振るというのです。
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↓第二次大戦直後のブランデンブルグ門
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結局駆けつけたのは夜の8時、すでにバレンボイムは去った後で、ロックコンサートになっていました。とにかく前に進めない。係の人がすり抜けるあとを伝って何とか門の奥に進みました。
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人がごった返していて、ブランデンブルグ門からティアーガルテン方向に抜けるのに苦労しました。門から抜けて振り返ると門の両脇には仮設ステージが出来ていて、左右対の形でコンサートの会場になっていました。ところで「ごったがえしって」変な響きです。"Gotta Gaeschiterun"と書くとほとんどドイツ語ですね、、。
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ティアーガルテン地区は道の両サイドは、なるほど建国60周年なので、ほとんど行政関係の出展ブースでした。それでドイツ軍もちゃっかり装甲車や兵員輸送車を出してプロモーションしていました。
今年は、ベルリンの壁崩壊20周年でもあり、それらの関連イベントは11月9日のその日の前後に集中して開催されることになります。
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明日は、隣町のポツダムにある1745年に出来たサンスーシー宮殿に行ってきます。世界遺産です。サンスーシーって、フランス語だそうです。ドイツ語だとKeine Sorgeとなり「心配はいらない=憂い無き」という意味です。単純な響きはアウンサンスーチーさんみたいな、、、。
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# by fantacl | 2009-11-19 23:23 | ドイツ滞在
トポグラフィーオブテラーはゲシュタポ本部跡地
2009年5月24日記  ミノリン@ベルリン  "Topography of Teller"
"Stiftung Topographie des Terrors"
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●午後はトポグラフィーオブテラーというゲシュタポの本部跡地の展示を見に行ってました。ゲシュタポやSSがどのような悪事を働いたかと言うことを忘れないようにという展示です。元ゲシュタポ跡地にはなんと1961年にベルリンの壁が建ち、世界大戦と冷戦という二十世紀の歴史が二重に重なったところです。
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↓爆撃されたベルリンのポツダマープラッツ周辺。中心あたりがゲシュタポの建物。
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記念館をどのようなものにするかで紛糾して、2004年に一端ズントーという有名スイス人建築家のプランで建築が始まったのに、立派な建物はいらない、その名の通り「この場そのものが物語っているではないか」と反対運動があり、再コンペとなったところです。それで、せっかく建築途中でかなり出来ていたズントーの建物をわざわざ壊して、ずんと〜シンプルな新しい記念館を今建設しているところです(オヤジギャグを言っている場合ではない)。現在の展示は敷地内の露天に写真掲示されています。
↓ ズントー設計の記念館を壊しているところや、計画再検討のいきさつ掲示
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↓ベルリンの壁の手前の遺構がゲシュタポ本部地下の政治犯収容独房。
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↓レンタルトラバントやさん
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# by fantacl | 2009-11-18 23:32 | ドイツ滞在
ハンス・アイスラー音楽大学の公開演奏マナティーさん
2009年5月23日記  Hanns Eisler Music Hochschule
昨日はベルリン大聖堂とアパートの中間にあるここから5分のHanns Eislerという音楽大学に行って、公開指導を見てきたというか聴いてきました。ハンスアイスラー音楽大学は旧東ドイツの中心的音大で、公開演奏は100人ほど入るホールでありました。現在ベルリンには西側にあるベルリン芸術大学と旧東側のここという具合に二つの音大が存在しています。今回の公開演奏は大学院生の演奏を特任教授が指導する様子を6ユーロで公開するのです。ちゃっかりしてます。イタリア系の若いFabio Bidini教授は英語で、指導を受ける学生は多国籍です。

 ↓[ハンスアイスラー音楽大学の角からベルリン大聖堂をみる。]
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演奏は二人のピアノと一組の室内楽で、ショパンとブラームスのピアノソナタ、それからモーツアルトの室内楽三重奏でした。夕方6時から始まって9時まで公開指導に立ち会いました。もう一組あったので全部聞けば夜10時です。先生は一人1時間の合計4時間みっちり集中した指導で、3人でも汗だくでした。

最初のドイツ人とおぼしき金髪のキツネ似さんは、演奏が荒く基本的な姿勢を何度も直され、雑音が多くてまだ音楽になっていないとか、もっとここはファンタスティックに抑揚をつけてと手厳しくみっちり何度も直されながら50分指導が入りました。こんなのに立ち会って6ユーロは参ったなと思いました。

次の中国人とおぼしき、例えは悪いですがマナティー似さんは、ほんの5分ほどの演奏があり、あれ、うまいのになと思っていたら、すぐに先生がスピードのこや気持ちの乗せ方とか指導が入り、それからは10分ほどの独奏になりました。それは、なんというか音がこちらの心にす~っと浸透してくるというか、まさに音楽に浸るような感覚で、自然と目をつむって体に満ちる曲を楽しめました。

 ↓[イザール運河の向こう側すぐがハンスアイスラー音楽大学、右には共和国宮殿という名の旧東ドイツ国会があった]
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ブラームスのピアノソナタにこんなにロマンチックな曲があったのかと驚くほどでした。演奏が終わると本当に素直に強く拍手をしている自分に驚くほどでした。ホール全体もすばらしさにしばらく拍手が続きました。先生もウットリした顔で褒めていました。それからは、本当に丁寧な指導がまた30分以上続いたけれども、一つ一つ納得のいくもので、授業につきあわされていると言うよりも舞台を見ているような集中できる時間が続いたのでした。ああ、これは6ユーロではすごく得したと思いました。

時折はにかみをみせるマナティーさんは、強い指導の時にベロッと舌を出す癖があって、これを是非直して欲しいものだなあと、つまらないことを考えました。三番目は室内楽のピアノ、バイオリン、チェロのグループでしたが、比較的普通だったので省略します。

演奏家は普通の演奏が出来るようになるまでの時間が半端ではないです。毎日何時間もそればかりやってやっと普通の音が奏でられるようになる。でもその上に音楽性となると、これはハッキリ才能の世界でとても残酷です。キツネさんはおそらくこれ以上は難しいでしょう。マナティーさんは才能豊かで伝わる曲を奏でられます。ちゃんと音楽になっています。でもデビューできるかどうかはまだだれも分かりません。

、、、などとおもいつつ、では美術の状況ではどうなんだ、そもそもそれでは自分はどうなんだと、堂々巡りが始まるのでした。

 ↓[社会主義経済の父マルクスとエンゲルスの像も今後どうなるのかな? 向こうはベルリン大聖堂]
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# by fantacl | 2009-11-18 22:51 | ドイツ滞在


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