ミノリン教授のクリティカルな日々。いたずらターリーぬいぐるみ日記もいっしょ。 ★4月~9月までのドイツ研究滞在日記を半年遅れで掲載中です。 
by fantacl
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美術館博物館のネットによる情報発信のトレンド調べ
美術館博物館のネットによる情報発信のレベルを探ってみました。
業界を先導する大型館の例を引きますが、展示構成、展示品、様々なサービスをかなり徹底的に公開する方向が主流になっていると読み取れます。

◎東京国立博物館の7月開催の「若冲と江戸絵画」展コレクションブログにおける情報の露出には目を見張る物があります。
はてなのサービスを利用して作られた公式なコレクションブログでは公開前71日から一日一作品づつ、展示作品が最大800×967ピクセルの画像で、惜しげもなく公開されています。

ブログに明記してありますが、オープンまでジョー・プライス氏による出展作品109点すべての解説や美術展に関する情報を更新していく計画だということで、すでに7点がお得なティップス解説が付いて大きな画像データーで公開されています。これを見せられ、各出品作ごとのお得情報を事前に読んで勉強させられてしまうことで、さらにワクワクして、期待感が否が応でも高まり、絶対に必見の展覧会だと思わされてしまいます。

●東京国立博物館
■「若冲と江戸絵画」展コレクションブログ各画像の下に"大きい画像はこちらから"をクリックすると、、、

●というわけで、我が女子美アートミュージアムでも美術館ブログを作成しました。
まだまだ情報発信のレベルはこれからですが、、、。
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by fantacl | 2006-04-30 21:43 | ICT & WEB2.0
よわったことにPodcastが面白い。
Podcastが面白い。何がよわったかって、年初にiPod nano 2GBを買ったのは、語学反復練習のためだったのに、最近目的が変わってきてしまったからだ。
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このところPodcastというiTune Music Storeにあるラジオ番組のオンデマンドなダウンロードサイトが活況を呈している。当初はCNNやABC newsなどの英語ニュース番組が中心だったが、昨今、日本語での番組も急増している。

ラジオのAM放送は、野球中継と垂れ流し的おしゃべりばかり、FMは日がな一日どの局もポップスと聴くに堪えないDJばかり、、、。それに比べて、PODCASTなら信頼の置けるジャーナルや語学番組を聴きたいときに聴くことが出来る。

私がダウンロードして楽しんでいるのは、日経ニュース、読売新聞podcast、NHK News World Radio Japanなどのニュース番組。それから、TBSラジオ小西克哉ストリーム、伊藤洋一ビジネストレンドとRound upだ。なかでも政治や経済を的確に解説する住信主席研究員の伊藤洋一氏の二つのジャーナル番組は欠かせない。

私はまだ試していないが、個人でもブログをアップするのと同じようにpodcastのコンテンツアップが出来るそうだ。つまり、オンデマンドの一人ラジオ局が、簡単に実現できてしまう環境がそこにあるということだ。もちろん、ビデオでの番組、ビデオキャストもオーケーである。podcastを投稿したからといって、すぐにアクセスが集中するわけではないが、ブログと同じように編集発信側の自己啓発につながるだろう。

東京都現代美術館もMOT the radioという、展覧会企画を解説する番組を配信している。これは、広報予算のタイトな美術館などの施設にとっては、画期的なプロモーション手段だろう。大学美術館でも検討に値するメディアであることは確かだ。
 
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by fantacl | 2006-04-26 22:35 | ICT & WEB2.0
Lovelyなのはボクなんだけどな〜
ターリー、ビミョウです。
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"かわいい"をテーマにした展覧会企画しようと思ってもいたので、正直、これはやられたと思いました。この時期、札幌までは見に行くことができないのが残念です。
"Lovely" らぶりぃ -北の創造者たち展- 札幌芸術の森美術館4/15-5/28日
HPより 「北の創造者たち」−記念すべき10回目となる今回のテーマは「らぶりぃ」。小さきものの愛らしい顔やまるくふくらかな姿は、ときに、大きなものから受ける印象をはるかにしのぐ感動を与えてくれたりもします。そんなかわいらしさの魅力を知り尽くした北の創造者たちが、 それぞれのらぶりぃ観をもとにハートウォーミングな世界を繰り広げます。

Grumins fun! ミノリン教授のぬいぐるみ講座
 
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by fantacl | 2006-04-23 20:55 | いたずらだ!ターリー
変ん〜身! 12人のイカレタ男
あるときは片目の運転手、、、あるときはオペラ座の怪人、、、
メディアアート第一期生ヤマザキゼミメンバーが描いてくれた
12人のイカレタ男、その名はミノリン、、、(^_^;)。
こういうのが無上にうれしいシニアです。
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「12人の怒れる男」ヘンリーフォンダ主演を持ち出すまでもありませんよね...失礼しました
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by fantacl | 2006-04-21 13:29 | ファンです
ほぼひとしい・・・
それは、ひとつの発見なのです・・・ビンときたよぉ・・・
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ターリーが並んで背比べしているのは、ハートランドビール。別にいつもこれというわけではありません。ちょっと特別なルートから半値以下で手に入ったのです。ブランドはラベルではなく、ビンの凸凹エンボスで表現しているところが特徴ですね。味も日本の一般的なビールよりは濃く、旨味も渋みも手応えがあると思いますよ。

特別なルートって、実は、一昨年のとある試験のモチーフだったのです。
そういうのって、芸大時代にもありました。特に工芸科は、なぜか海産物モチーフが多かった。アワビ、ほお刺し、ハマグリ、、、それらを色彩感覚考査や立体感覚考査といういかめしい名前の実技試験のモチーフにするのです。
そして、お役が済んだら、試験監督や先生が焼いて食べるので〜す。
Grumins fun! ミノリン教授のぬいぐるみ講座
 
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by fantacl | 2006-04-18 23:07 | いたずらだ!ターリー
『武相荘—春〜次郎と正子の暮らし〜』展
白州次郎、白州正子が暮らした『武相荘—春〜次郎と正子の暮らし〜』展
会期:2006年3月1日(水)〜5月28日(日)  ★武相荘.com
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母屋では、次郎と正子の暮らしぶりを紹介するような展示を考えております。第2ギャラリーにおいては、次郎にスポットをあてた展示をご覧頂きます。開館5年目という節目に入った武相荘へ、是非、お立ち寄り下さい。

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 鶴川の白州邸武相荘は、私の家から車で25分くらいです。4月8日の土曜日、10時オープンに一番乗りで行ってきました。この日は、前半、花曇りの様な感じから、晴れ間がと思ったら、にわかに雷雨。でも伴う驟雨はほんの一瞬で、今度は快晴となりました。なんだか、戦前戦後を駆け抜けた白州夫妻の人生を凝縮したようでした。
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白州邸内でのお昼は、予約制のお弁当が15食限定。予約のない人でも800円でしっかりしたケーキとコーヒーが楽しめます。ミュージアムショップも充実しています。
年間10万人の来館者ということで、羨ましいばかりです。
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今回は、私のつたない文章より早春の風景を載せることにしました。沢山の来訪者がやはり写真を熱心に撮られていましたので、にたようなブログが山のようにあることでしょう、、、

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桃山だったかな、灯明台にそば猪口を置き、花入れにしている白州正子のアイデア。
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庭にひっそりと咲くいかり草
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by fantacl | 2006-04-13 23:25 | 美術と展覧会
CHIKAKU/四次元との対話
岡本太郎からはじまる日本の現代美術 / キュレーション 伊藤俊治
ヨーロッパ巡回帰国展 CHIKAKU ―四次元との対話―
会場: 川崎市岡本太郎美術館
スケジュール: 2006年04月08日 〜 2006年06月25日
住所: 〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
電話: 044-900-9898 ファックス: 044-900-9966
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2006年4月8日-6月25日 川崎市岡本太郎美術館 (生田緑地内)

グラーツクンストハウスでの日本EU交流年企画「日本の知覚展」の帰国展。
国際交流基金サイトより、
21世紀に入り、世界的にその独自性が注目される日本の芸術表現の特異な展開を「知覚の変容」という視点からあらたに読み解き、新しい形式で提示する展覧会です。英国の著名な建築家ピーター・クックによるグラーツ、クンストハウスの特異な空間を生かして、展示を行ないます。

●もとになった日本の知覚展
■川崎岡本太郎美術館での展示案内

 本日、内覧会に行ってきました。日本民家園もある生田緑地は今、新緑が萌えてサクラ満開です。それだけでも行く価値は正直あります。

出品作家14人中9人が出席したレセプションでした。この展覧会は、オーストリアのグラーツとスペインのビゴー現代美術館で開催された日本EU交流年企画「日本の知覚展」の帰国展です。会場構成、展示とももう少し各人の分量が欲しいところですが、それをおいても優れた現代美術展の一つであるといえるでしょう。

キュレーター伊藤俊治による15作家の先頭が岡本太郎なのです。岡本太郎は、石垣島や日本各地で取材した白黒写真の展示です。「いやったらしさ」こそ芸術の本来であるとした岡本を日本の現代美術の始まりと位置づける企画について、私自身はもっと読み込む必要があります。
私は、出品者の森脇裕之氏、須田悦弘氏と面識があり、それ故に少し複雑な心境です。

展示では、笠原恵実子の金髪インスタレーション「ラ・シャルム」、やなぎみわのゼラチンシルバーポイントと映像インスタレーション「Girls in Her Sand」、中村哲也のスーパーカー漆「プレミアムユニットシリーズ」に注目しました。
でも、なぜか感銘という点では、新人ではない岡本太郎と中平卓馬の写真シリーズに強く感じ入りました。それは一体なぜでしょう。さらに考える必要がありそうです。

 せっかく向丘遊園駅まで行かれるのでしたら、鶴川にある白州正子、白州次郎の「武相荘」まで足を伸ばされると良いでしょう。
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by fantacl | 2006-04-07 23:06 | 美術と展覧会
モテました
ヌイグルミを持って、公園をうろうろしているオジサンは、もしかして捕まっちゃっても仕方がないかもしれませんね。弱ったな。出張にも連れて行きたいのだけれど〜。
「ターリー意外にレンギョウがにあうよ」
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Grumins fun! ミノリン教授のぬいぐるみ講座
 
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by fantacl | 2006-04-07 22:12 | いたずらだ!ターリー
web2.0時代のブログ
梅田望夫さんの「ウエッブ進化論」にも書いてあるように、やはり、40代以上の多くにとって、ブログの意味するところはわかり得ない場合が多いようです。って、そういう私は52歳になりました。それでも1982年以来、PCとネット環境には随分時間を使ってきたつもりです。私の説明が下手なのでしょうかね。自分自身でやってみないと分からないのでしょうね、きっと。
この辺のこと、ICT(Information and Communication Technology)のこととblogについては、cumos.exblogのITCとweb2.0のカテゴリーに、ここ2年間にわたってごちゃごちゃ書いてきました。
下記は、そこに書いたものですが、こちらにも投稿しちゃいます。
※CG copyright Minori Yamazaki
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●blogは単なる日記とは違います。

1.投稿更新が簡単な表現者に便利な仕組みです。
2.検索の上位にヒットする仕組みで情報が死蔵されません。
3.関連情報どうしの連携がしやすいです。
4.日時とカテゴリー、サイト内検索を持つデーターベースです。

mixiやGREEなどのソーシャルネットワークの日記や書き込みは外からの検索と連携は出来ない閉じた仕組みです。(mixiは300万会員ですが)
それに対して、公開されたブログは、トラックバックやコメント、それからRSSという更新情報の配信機能を持ち、お互いを参照し合い刺激し会える、網の目のように関連サイトが連携可能な開かれた仕組みです。(とはいえ、膨大な量のブログがあるので、注目を集めるにはそれ相応の苦労や才能がないとそう簡単ではありませんが、、、)

「情報は、表現し出すところに多く集まる。」

「ブログは自己認識を高め自己を啓発する」

「ブログはメディアリテラシーを促進する」

ブログで表現することで、メディアリテラシーが自然に身に付いていきます。
いわゆるweb2.0時代の中核的な仕組みといってもいいでしょう。

つづく「ブログはインターネットの三大発明」・・・
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by fantacl | 2006-04-07 11:15 | ICT & WEB2.0
藤田嗣治→レオナルドフジタ
[生誕120年 藤田嗣治展 -今、明かされる伝説の画家のすべて]
東京国立近代美術館 3月28日-5月21日
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  近代美術館は混んでいた。少しグレイシュなピンクの壁面に仕上げた展示室。1点目は芸大の指導教官だった黒田清輝へのアンチテーゼとされる卒業時に描いた自画像から始まる。印象派の影響で、影に黒絵具を使って色を濁らせてはならぬという時代。(その認識は、なんと私が絵を描き始めた頃もそのままなわけだ。今もそんなに変わっていないような気がするが、、)

モジリアニやピカソとの出会いから一時期キュビズムへの傾倒があり、パリでの初個展で認められはじめたヘチマのようにぬるっとした女性像へ。徐々に"乳白色の肌"を確立した30代は最もフジタらしい傑作がつづく。私は、1923年「タピスリーの裸婦」や1926年「アトリエの自画像」が理屈無しに好きだ。藤田が色彩や立体の画家ではなく線とフォルムの画家であることが確立した時代でもある。

戦争画のコーナーは一転してダークグレーの一部屋。これらはプロパガンダを通り越し、戦争の無念や無惨を描ききるむしろ巨大で崇高な宗教画。戦後画壇の迫害や政治で解釈された不幸な時代が長かったらしい。絵画というものは文字通り絵空事が持ち前で、描かれたそれそのものを見て感じるしかないのに、画家の思惑を超えて勝手な利用や解釈がまかり通り事がある。近年フジタの戦争画がもつ本来の意味への再認識が進んでいる。

この時代の前後は、いわゆる油画技法の立体感を捉え様とする色面の筆さばきに画風が変化し、個性が後退する。それにしても、皇居の隣、北の丸の近代美術館での開催は、この戦争画を考えるにふさわしい。

一転して、ライトイエローの明るい部屋に子供を中心としたイラストレーションのような画面がつづく65歳以降の後半生は、厳しい画業追求の姿勢から、一旦リタイアしたような感覚が見て取れる。ちょとマセて一癖ありそうな感じの想像の子供の表情は、今なら奈良美智の様。しかし、藤田本来の線とフォルムの画家が復活し、以降、礼拝堂はフレスコ技法で描くが、死ぬまでこの画風は変わらなかった。私は彼は日本画家だったように思う。

最後の部屋は70代に洗礼したキリスト教の礼拝堂を模した仕上がりとなる。およそ60年に及ぶ、まさにドラマな人生と表現バリエーションに富む画業を日本初公開20点を含む約100点で俯瞰する、近年希に見る充実した企画だった。できることなら会期中あと2回は行って、じっくり対峙したいものだ。

      *   *   *   *   *   *
 主催の日経新聞とNHKがこぞって放送。4月1日には、テレビ東京美の巨人が特集。2日はNHKで「パリの異邦人〜画家・藤田嗣治の二十世紀」が放送された。美の巨人は8日に後半が放送予定。

それらの元となる2002年刊行で大宅壮一ノンフィクション賞受賞の近藤史人著「藤田嗣治・異邦人の生涯」は講談社文庫で求めやすくなっている。
▲東京国立近代美術館皇居側にいつの間にかレストランとミュージアムショップが増設されていました・・・って、ここしばらく行っていなかったのがばれますね。

戦争画の解釈に関しては、こちらが参考になる。●戦争を背負った画家/藤田嗣治
藤田概説はwikipediaで、 藤田嗣治と検索してください。

さらに、朝日新聞社の白鳥正夫氏の文化考なぜ開けない藤田嗣治展は、実は朝日新聞が以前、開催に向け随分努力した様子が読み取れます。
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藤田嗣治展
会場: 東京国立近代美術館
スケジュール: 2006年03月28日 〜 2006年05月21日
住所: 〒102-8322 千代田区北の丸公園3-1
電話: 03-3214-2561 ファックス: 03-3214-2577
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by fantacl | 2006-04-02 21:25 | 美術と展覧会


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