ミノリン教授のクリティカルな日々。いたずらターリーぬいぐるみ日記もいっしょ。 ★4月~9月までのドイツ研究滞在日記を半年遅れで掲載中です。 
by fantacl
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横浜トリエンナーレ2
10/24の記事(一つ前の投稿)は、一緒に美大受験浪人をしていた川俣正に偶然あった経緯から、バイアスがかかって、読みづらいものになってしまい大変失礼しています。

いずれにしても、横浜トリエンナーレは、このところのコンテンポラリーアートがもっとも重視する場のあり方の一つの提示として、興味深いものがあると思います。

私が感じるに、前回のパシフィコ横浜での会場と比較して、予算的に三分の一くらいになっているのではと思わせるくらいの一見したクオリティーです。

でも、前回以上に現代美術が身近になった感じを体験させてくれる展示構成であるとも言えます。

事実、子供達の歓喜は、比較にならないほどだと思うのです。低予算、超短期な設計日程で川俣はどれほど苦労したのだろうかと思ってしまいますが、本人も言っている現場でたたき上げてきた作家として、キュレーション側と作家側の両方の気持ちを理解しつつ、おそらく川俣マジックのフレーバーがかかって、やっと実現した今回の「場」だと思うのです。

みなさん、晴れの土日は是非、横浜トリエンナーレへ!
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追伸:残念な点は、食べ物屋さんがチープすぎだと思うのです。「知」のそもそもは、味覚による食材や料理の選別からだというように、食と味覚をあの広い空間のメジャーな部分に展開して欲しかったです。西側護岸縁にベッタリと狭く押し込められた食ゾーンはいただけません。西側は折角の海も見ることができないし、学園祭の屋台ののりで良しとしたようです。
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by fantacl | 2005-10-28 00:02 | 美術と展覧会
横浜トリエンナーレ
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23日に横浜トリエンナーレに行ってきました。快晴の日曜日だったので山下公園は、人がいっぱいで、ヨコトリ入り口付近も結構にぎやかでした。ドイツと日本の若手アーティストコラボ企画のバスを改造したモブラボというメディアキャンプ展示が来てました。

入り口からメインの倉庫まで延々500メートルくらいダニエルビュランの紅白の三角旗がはためく下を歩きます。最初の倉庫受付でバッタリ総合ディレクターの川俣正氏にあいました。卒業以来25年ぶりでした。


とにかく日曜日なのか子連れが沢山いて、遊園地よろしくアートまみれで遊びに夢中になっていて印象的な光景をくりひろげていました。

まずは、あちこちに置かれた屋代敏博の立体写真ビュアーを面白く覗いて回りました。実に単純でなにこれ?なのですが、彼自身?の回転の軌跡が残像となっている
実にばかばかしいパフォーマンスなのですが、覗いた視界にかえって確かな人の存在、行為の存在を感じてしまう面白い作品だと思いました。携帯電話のムービー機能や小型デジカメを二台連結した立体写真機がこれまたリーズナブルというかチープな感じで、やられたと思うのでした。

ちょっと似た感じではサインウエーブオーケストラのiPodを多用したインスタレーションも、こちらは音響で磁場をつくりだしていました。

それから、奈良義智とgrafのインスタレーションは、ホワイトボックスのあり方にアンチテーゼをとなえているように思えました。まあ良くもあんなに沢山落書きドローイングが繰り出せるものだな〜と感心してしまいます。

いずれにしても、受付すぐの高松次郎の「工事現場の影」再現がこのビエンナーレのかなりの部分を物語っているように思えました。

それにしても、ミュージアムショップはオリジナルのブルーコーングッズもあるものの、ほとんど森美術館の出店だったのはちょっと残念です。参加作家でない村上隆のグッズもごっそりあったりして少し興ざめしました。しかしながら、現在、国内のミュージアムショップで最も充実しているのが森アートミュージアムであることはたしかなのですが、、、、。
横浜City ART Network
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by fantacl | 2005-10-24 23:57 | 美術と展覧会
昨今の告知状況と義母の手術
81歳の義母は、上行結腸ガンと診断され入院しました。14日の金曜日に5時間ほどの手術を受け大腸の患部と卵巣を一つ摘出しました。手術は無事終わり、今日はリハビリの歩行ができるほどに回復してきています。

去年の夏頃から貧血気味で腫瘍マーカーなども危険信号がでていました。鉄剤を飲みとても元気な一年を過ごしていましたが、また貧血が治まらなくなりいよいよ腹痛もはっきりしてきたので、精密な検査をしました。ガンの診断自体は9月20日にでました。

昨今は、告知をするしないなどの問答ということはなく、即、内視鏡の鮮明な映像を本人と見ながら、ガンであることを明快に説明してしまうようです。

14年前の実家の母がガンを患った時と大きく違って、この間の手術技術や抗ガン剤のめざましい進歩が背景にあるということです。インフォームドコンセントというか、治療や薬に関する説明も詳細です。

術後のケアーも違うようです。開腹40センチもの執刀後に関わらず、わずか二日で歩行訓練に入ります。今日午前中は麻酔も切れてきて随分痛がっていましたが、午後は鎮痛剤で痛みを抑え看護婦さんに支えられながら院内を歩いていました。できるだけ積極的に、体を動かすこと、各部位に負荷を加えていくことで、体全体の快復力や抵抗力を促進するという考えが普通になっています。

本人は地域のコーラス指導が出来なくなったのは断腸の思いであると冗談を飛ばしているくらいしっかりしています。
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by fantacl | 2005-10-17 00:08 | 日記的なもの


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