ミノリン教授のクリティカルな日々。いたずらターリーぬいぐるみ日記もいっしょ。 ★4月~9月までのドイツ研究滞在日記を半年遅れで掲載中です。 
by fantacl
桐生のオリジンスタジオ
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◎おしらせ◎
今年10月一杯で工房は引っ越しをしました。現在は、伊勢崎市の工場を使っています。


わたしがかれこれ10年間使っているオリジンスタジオは群馬県桐生市にある大正時代に建てらられたノコギリ屋根の織物工場です。旧住善織物の工場で、大正から昭和にかけ八反帯び等を生産していました。桐生といえば西の京都西陣、東の桐生、あるいは日本の機(はた)どころといわれる有名な絹織物産業集積の街です。かつて日本の外貨の稼ぎ頭だった絹織物産業、その遺構として市内にはいたるところにノコギリ屋根の工場があります。旧市街の趣を残す本町生まれのわたしも物心ついた頃の記憶は、町中から聞こえてくるガシャコンガシャコンと一日中つづく機音でした。
1996年8月に桐生工房推進協議会より、近代化遺産である織物工場の再利用者として推薦されヤマザキが利用させて頂いています。現在は、桐生市の借り上げは財政の関係からなくなり、個人の工房として賃借利用をしています。
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建物は往時をしのばせています。四連のノコギリ屋根は木造ですが、外壁は20cmもある極めて強固な市内では初の鉄筋コンクリート製です。日本に鉄筋コンクリートの工法が輸入されてから4年後に建てられています。更にスゴイのは、スチームの床暖房完備だったということです。ノコギリ屋根に設けられた北窓は、織機の糸切れを直したり、微妙な色合いを見たりするのに打ってつけです。しかし大雨が降ると、山と谷の屋根構造が災いして、雨漏りがつきものなのが欠点です。薄ベニガラ色のしっくい壁が劣化して落ち着いたグレイッシュなピンク色になったようです。腰壁のダークブラウンとのツートンで何とも居心地のいい色彩です。
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 ※オリジンスタジオ開設時の報道記録などは、作品ブログに掲示しています。
 ※「桐生市の近代化遺産」桐生市の公式ページへ
 
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by fantacl | 2007-03-19 00:01 | オリジンスタジオから
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