ミノリン教授のクリティカルな日々。いたずらターリーぬいぐるみ日記もいっしょ。 ★4月~9月までのドイツ研究滞在日記を半年遅れで掲載中です。 
by fantacl
横浜美術館の観客サービス
横浜美術館のノグチ展とコレクション展を見てきました。今回は、展覧会の内容の話ではなく、美術館の顧客対応について二三気の付いたことを書きます。

現在開催中のイサムノグチ・世界とつながる彫刻展は、さすがにあちこち17箇所からの借用による73点の展覧会ですから撮影禁止でした。でも、コレクション展(収蔵作品展)はフラッシュ無しの撮影がOKだったので、展示室風景を参考に撮ってきました。クレーやエルンスト、ピカソやダリも撮れました。
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これとは別に驚いたのは、展示室がやけに明るい点です。開国時や明治の水彩も掛けてある部屋や、下村観山や今村紫紅などの絹本着彩など退色しやすい日本画展示もやけにルックスが高いのが気になりました。その分、観客にとっては見やすいのですが、クレーの水彩のようなビミョウな作品もしかりでこちらが心配してしまうほどです。よっぽど紫外線と熱線カット性能の高い照明を使っているのかもしれません。

都合で4時近くに入館したので閉館時間が気になりましたが、平日は17時ではなく18時ということで、やれやれしっかり鑑賞することができました。金曜は20時までの対応だそうです。
数年前は確か17時だったような記憶が、、、ですが、はっきりしません。雪山館長が朝日新聞に「美術館の経済学」というコラムを書いていましたから、新館長になってからの対応かもしれません。

コレクション展の部屋には、主なところにゆったりした平イスとその部屋の作品にちなんだ図録や画集が置いてあり、自由に閲覧できる気配りも以前はなかったと思うのです。横浜美術館の経営実態は知りませんが、営業目標がpdf書類でサイトからダウンロード出来るようになっていて、仕切りに改革改善がうたわれている様子をうかがい知ることが出来ます。今までにない合理化と競争原理が顧客サービスを変化させているのではないかなと思った次第でした。

あと、ノグチ展に関していえば、担当学芸員と市民ボランティアがつくるウイークリーブログというのも公開されています。
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上の写真は、館の内外からアクセス可能な美術情報センター。美術関連図書、図録、様々なリファレンスが集積されています。デジタルアーカイブの利用も可能。ノグチ関連書籍を特集中でした。いわゆる他館のチラシやポスター等の広報物はすべてここに集約されています。
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by fantacl | 2006-05-16 21:54 | 美術と展覧会
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