ミノリン教授のクリティカルな日々。いたずらターリーぬいぐるみ日記もいっしょ。 ★4月~9月までのドイツ研究滞在日記を半年遅れで掲載中です。 
by fantacl
KIMONO 小袖にみる華・デザインの世界展@JAM
女子美アートミュージアム4月〜6月は着物の展覧会です。
室町から江戸期の小袖の特集です。ちょっと遠いですが、ぜひお越し下さい。
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名称:「KIMONO 小袖にみる華・デザインの世界」展
女子美術大学美術館ブログ 
 
開催趣旨
女子美術大学美術館では、近世の小袖41領と裂6点を展示します。小袖とは現在の着物の祖型となるもので、この形態は室町末期から桃山時代にかけて完成しました。その後、江戸時代には様々な染織技法が用いられ、小袖の限られた形態の中に、多彩で華やかなデザインの世界が展開されました。
本展では、近世の小袖のデザインと表現技法に焦点を当て、テーマ「友禅の華」「詩歌の華」「吉祥の華」「絞繍の華」「雅の華」「風景の華」「桃山繍箔の華」に添って展示を行います。小袖にみる華の模様をもとに、刺繍・染織技法・デザインの変遷をたどりながら、そこに込められた人々の美意識や願い、遊び心を読み取っていただこうという企画です。当時の優れたデザイン力と、完成度の高い工芸技術で制作された小袖の美を、鑑賞していただけることと思います。

主催 女子美術大学美術館
共催 女子美術大学研究所
監修 長崎 巌(共立女子大学教授)

協力 カネボウ株式会社、共立女子大学、国立能楽堂、泉屋博古館分館、東京国立博物館、遠山記念館
後援(予定) 相模原市、相模原市教育委員会、神奈川新聞社、財団法人日本ファッション協会、服飾文化学会、文化財保存修復学会、文化庁

開催期間 平成18年4月28日(金) — 6月11日(日) 39日間
       休館日 火曜日
       開館時間 10:00〜17:00 (入館 16:30まで)

会場 女子美アートミュージアム
 住所:〒228-8538 相模原市麻溝台1900 女子美術大学10号館1階
 交通:小田急線相模大野駅より、バス(神奈川中央交通)で女子美術大学行き、終点下車(約20分) ℡:042−778−6801 (直通)
 女子美術大 http://www.joshibi.ac.jp/jam
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関連企画(予定)
●ワークショップ
1) ゴムを使った豆絞り技法で、藍染めのハンカチを制作します。
日 時:5/13(土)1:30pm〜3:30pm
会 場:5号館 534実習室
参加費:500円
定 員:20人

2) 刺繍と摺箔の技法でグリーティング・カードを作ります。
日 時:5/27(土) 1:30pm〜3:30pm
会 場:10号館 1011教室
参加費:500円
定 員:20人

●ギャラリートーク
日 時:5/15(月) 1:30pm
担 当:水上嘉代子(遠山記念館学芸員)

日 時:6/5(月) 1:30pm
担 当:岡田 宣世(本学教授)

○シンポジウム(女子美術大学研究所共催)
   日時:6/3(土)   10:00am(開場)
10:30am(開会)〜3:00pm
会場:2号館2階 224教室
講師(敬称略):
長崎 巌    共立女子大学教授 
小川文男    株式会社竺仙(ちくせん)代表取締役
大久保純一    国立歴史民俗博物館 助教授
深井晃子     静岡文化芸術大学教授 服飾研究家
岡田宣世     女子美術大学教授 

 *シンポジウム終了後、JAMロビーにて懇親会(立食形式):予定


    *************** 館長挨拶 ***************
あいさつ

 女子美術大学美術館への寄託作品を中心に、小袖の優品からなる展覧会「KIMONO 小袖にみる華・デザインの世界」を開催いたします。
 小袖のデザインの歴史にはまことに瞠目すべきものがあります。タイトルの「KIMONO」は、小袖が地域的な伝統衣裳の領域をはるかに超え、今や芸術として国際的に高い評価を得ていることを端的に示すものにほかなりません。
 小袖は約三百年にわたって染織技法のめざましい発展と密接に絡み合いながら、模様として発想しうるテーマとデザインを多彩に繰り広げてきました。それは文字通り百花繚乱といっても過言ではありません。
多くの民族の衣服が身体の動きに即したつくりであるのに対して、小袖に代表される着物は今でも平面裁断であり、衣桁に掛けた状態はまさに一幅の絵画そのものです。
 小袖には日本の豊かな四季の移ろいに向けられた先人たちの研ぎ澄まされた眼差しがあり、そのなかには、連綿と受け継がれてきた伝統と新たな時代を切り開いた斬新な創意工夫を発見することができるでしょう。小袖という暮らしに直結した衣服文化を芸術の域にまで昇華させた人々の驚くべき表現力に、深い畏敬の念を禁じ得ません。私たちは、これほどにも豊穣で奥深い、生活に根ざした芸術表現の歴史を過去に持っていたのだという認識を、小袖のデザインを通して新たにする必要があるのではないでしょうか。

 女子美術大学で本展を開催することができる幸運に感謝しつつ、多大なご支援を賜りました諸先生をはじめ、貴重なアドバイスや資料、情報をご提供いただきました関係各位に、心よりお礼を申し上げます。

二〇〇六年四月
女子美術大学美術館館長
ヤマザキ ミノリ
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by fantacl | 2006-03-31 11:26 | 美術と展覧会
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