[ドイツサバティカル滞在記2009年6月4日]
(※帰国して半年以上経ってしまった!!) 明日は、ベルリンは人気のプレンツラウアーベルグ地区にある語学学校通いも最終日です。授業の後半は受講期間が終了間際の生徒が簡単な研究発表をすることになっています。それでミノリはこの際、サバティカルの目的でもある立方体万華鏡ワークショップについての報告をすることにしました。 造形活動の発端になった立方体万華鏡の歴史と、最近のワークショップまでの拡がりがちゃんと説明できるかが問題です。 ↓こんな話をするよ、とメキシコ人のカルロスとスロバキア人のマヌエラに説明。 ↓立方体万華鏡CUMOSの始まりは、、、とたどたどしいドイツ語で報告。 ↓素晴らしかった中級B1のクラスメート達。ああ、なつかしい、、。 ベルリンの語学学校タンデムは、何しろ授業料が安かったのです。姉妹校のミュンヘンタンデムより2〜3割安でした。そのわけは、この地区が旧東ドイツ側で、ミュンヘンより生活コストが安く結果として人件費が安いいことから来ているらしいのです。 でも、実は運営面や内容での差もあるということは、この後、ミュンヘンタンデムへ通い始めてから解ることですが、、、。 ドイツ語学校修了後、急いでフンボルト大学に戻り、ハルトムート先生と一緒に二泊三日の合宿ゼミに参加します。ベルリンの北50キロくらいの所にある湖畔の宿で20人ほどの先生方が、NHK教育テレビで放送しているピタゴラスイッチのような仕掛けを研究するのです。 Entdekkendes Lernen Werkstattといいます。次回はその報告です。 #
by fantacl
| 2010-03-15 01:04
| ドイツ滞在
女子美スタイル☆最前線展のレインボーアワード選者7名。
お宝鑑定団、永井画廊の永井龍之介氏。 月刊「デザインの現場」の押金純士編集長。 「ART iT」小崎哲哉編集長。 横浜美術館学芸員の木村絵理子氏。 大村美術館館長・女子美理事長の大村智氏。 洋画家で本学学長の佐野ぬい氏。 美術評論家で本展覧会コーディネーターの杉田敦氏。 4時半からのパーティーにて賞発表! 昨年度の賞と発表の様子や選者のコメント 写真は昨日9日の設営の様子です。 #
by fantacl
| 2010-02-10 11:29
| 美術と展覧会
やれやれ、一昨年度昨年度と実行委員長を務めた女子美スタイル☆最前線展。今年度は全班がドイツサバティカルだったので、副実行委員長です。 短大部、学部、大学院全体からの選抜で155点ほどが横浜BankArt NYK全館に集結します。2月14日までの5日間の勝負。大物インスタレーションもあり4メートルの天高からのつり下げ設営がこれまた大変なのです。でも、元郵船の流通倉庫のハードな空間でスポットを浴びた作品は学内での卒業制作展とは全く趣が異なって、生き生きとして見えてくるの不思議です。
いよいよ月曜日から搬入、現場設営開始です。10日の水曜日11時半からオープンします。4時半からパーティーです。今年のレインボーアワードや如何に! 今年のメイキングと今までの様子は、女子美スタイル☆最前線展ブログhttp://joshibist.exblog.jpにあります。 #
by fantacl
| 2010-02-06 23:43
| 美術と展覧会
速いもので、銀座ギャラリー女子美でのヤマザキミノリ展も会期は今日を含めあと三日。
残念ながら23日は休廊ですが、24日夕方は、軽いクリスマスイブパーティー。25日夕方はクロージングパーティー風にワインなど用意ようと思います。両日とも6時半まで開廊しています。 師走、イブ、それぞれにお忙しいことでしょうが、金座にお買い物などありましたら是非お立ち寄りください。 ☆詳細は二つ前のこちらの記事へ→ヤマザキミノリ・ドイツ研究滞在報告展 ☆CUMOS立方体万華鏡については、こちら→CUMOS.JP ※写真は、ドイツでの立方体ワークショップの様子パネルコーナー。 ☆ヤマザキミノリ立方体万華鏡キューモスとユニバーサルアートワークショップの記録展示 2010年開講 女子美術大学アート・デザイン表現学科 ヒーリング領域教授 ヤマザキミノリ 今から35年前、1974年に私が学生の時に考案した立方体万華鏡は今、ユニバーサルなアートとして日本国内のみならず世界へ広がろうとしています。誰でも創作する喜びに触れることができる立方体万華鏡ワークショップですが、昨年に続き今年もドイツやポーランドのこども病院その他で活動する機会を得ました。長期入院のこども達や患者にとって、クリエイティブな体験は身体から沸き起こる治癒力を高めます。 70年代後半から80年代いっぱい、アクリルミラーを使った約3000箱のキューモスを手作りし販売してきました。新聞や雑誌でも取り上げられた”立方体ののぞき箱”は90年代から2000年にかけて、中学や高校の理数系の教材として現場発生的にポリカーボネートミラーを使ったタイプが開発されました。この薄くて加工しやすい仕組みのお陰で、既に二万人を超える制作者がいます。 特に熱心にワークショップ普及に取り組む九州大学の園田先生が主宰するボランティア組織である”ユニバーサルアートプロジェクトふくろうの会”の助力で、中国やドイツ、ポーランドにも足がかりを持つことが出来ました。会では、チャリティーで国内外のこども病院や福祉施設での実施を積極的に行っています。一人一つずつオリジナルののぞき箱を作るワークショップを通した人々との交流を紹介させていただきます。 #
by fantacl
| 2009-12-22 13:44
| 美術と展覧会
11月13日から来年2月上旬まで点灯しているウインターイルミネーションです。高さ12メートルの骨組みは地元の竹を組んで作ってあります。電気は太陽光発電の余剰を使っています。駅前広場には10メートルの妹もあります。商店街を中心とする地元の方々の協力によってできあがっています。三年前よりデザイン担当をしています。
日曜日は北国街道沿いにゆっくり街を歩き、江戸の宿場町を彷彿とさせる修景を中心に取材してきました。もも路の中心から東の端のエリアに、高浜虚子の記念館と旧居がありました。太平洋戦争時代に70才だった虚子が疎開し約1000日を過ごしたそうです。 #
by fantacl
| 2009-12-20 00:01
| デザインとアート
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